【名品ハンター】Supreme×Hanes パックT【開封の儀】
いまさらSupremeを買ってみた②
ありがたいことにSupremeのオンラインストアは1万6500円から送料が無料になる。
ポケットTシャツが1万円で、このパックTが5000円だったので消費税足すとぴったり送料無料になった。
パックTといえばHanes(ヘインズ)。ストリートブランドといえばSupreme。互いに高みに昇りつめたヘインズとシュプが手を組んだこのパックT。頂点にいるもの同士のコラボと言える。
5000円で3枚入りというリーズナブルさ。1枚あたり約1600円くらい。レギュラー商品でいつでも買える。前はもう少し高かったはずだけどいつのまにか値下げしていたらしい。
裾にめちゃくちゃ小さいけどちゃんとボックスロゴも入っているので、それなりにSupreme買った感も味わえる。初心者にうってつけの商品だと思う。それともヘッズは上下着るものからアンダーウェアまでSupremeで揃えるものなのだろうか。
パッケージがカッコいい。どっちも赤地に白抜きのブランドロゴなのも統一感があっておしゃれ。薄いビニールのパックにTシャツが3枚パンパンに詰まっている感じもお買い得って感じがして良い。
Hanesの普通版と比較したいところだが、人生でHanesのパックT買ったことがないので今回が初Hanes。アメリカを代表する大手アンダーウェアブランドで、3枚入りの「赤パック」がアメリカンカジュアルの定番として知られている。
このシュプリームコラボも多分「赤パック」を元に作っていると思われる。オリジナルを知らないのでなんともいえないけど。
開封
ポケットTが入っていたジップロックと違ってこっちは破かないと出せないので、「ええい、ままよ!」と言いながら破きました。パックTを開けるこの瞬間が取り返しのつかないことをしてる気がして緊張する。
3枚重ねた状態で撮影。Lサイズなので、自分にはかなり大きい。着丈が長いのでポンチョみたいになってる。
生地感はへにゃへにゃとしていて、なめらかで柔らかい。フルーツオブザルームのようなドライな感じではない。このパックTも洗濯していくうちに縮んだりしてアメリカ風のドライな生地になっていくのか。かなり薄いので1枚で着ると透けてしまいそう。あくまでアンダーウェアという雰囲気
とりあえず着る前に洗って乾燥機にかけてバッキバキに縮ませようと思う。俺はシュプリームだからってパックTを甘やかしたりしない。
チクチクしないように首まわりに印刷されているタグ。洗濯で剥がれてきそうで心配。ここにもボックスロゴがあるけど何故か黒地。いつも通り赤にすればいいのに。
裾のボックスロゴ。これがあるために、通常のHanes赤パックの3倍でも買ってしまうってことなのさ。
パックTもポケットTもずっとビニールに入っていたからか匂いが移ってる気がするので、とりあえず洗濯しておきたい。
【名品ハンター】Supreme 2020 S/S Pocket Tee【開封の儀】
いまさらSupremeを買ってみた①
一時期は飛ぶ鳥を落とす勢いだったけど最近は人気が落ち着いた感じのシュプリーム。
それでも今も赤いボックスロゴがついたパーカーやTシャツがおそろしい価格で転売されている。
数年前にルイ・ヴィトンとコラボしてたり、あそこらへんが絶頂期だったと思う。東京の大学通っていたときに渋谷原宿あたりでよく着てる人を見かけた。
ニューヨークのストリートシーン、スケートカルチャーに全く明るくないけど、向こうでは今どんな感じの扱いなんだろうか。
店舗で買う勇気がなかったので「Supreme」のオンラインサイトから購入した。当然のことだがボックスロゴの商品が買えるわけもなく、シンプルなポケットTシャツを選んだ。適当な時間に覗いたオンラインサイトで売り切れていないってことは、いつでも買えるレギュラー商品なんだろう。
オンラインにシーズンの新商品が追加される時は本当に秒でなくなるらしい。このゲットできるか出来ないかのゲーム感覚がコレクターのハートに火をつけるんだと思う。
確かに秒ですぐになくなるなら大して欲しいものじゃなくても「せっかく買えるんだから買う」みたいな気持ちでつい買ってしまいそう。
そういう新商品の白熱したバトルには参加せず、あんまり売り切れないような定番品をゆるりと買う。これがシティボーイ。
なぜか購入画面でクレジットカードが認証されなかったせいで代金引き換えで買うことになった。なんで?
届いた箱の中に、冒頭の写真の通りステッカーが数枚同封されてて、こういうサービス精神良いと思います。これ店舗で買ったときも付けてくれるのかな。このステッカーがあれば手持ちの白Tに貼ってボックスロゴTごっこが出来る。
黒くて文字がブレているのが今期の「Motion Logo」(モーションロゴ)で、丸いグチャっとなってるやつは何だか分かりません。Supremeのステッカーに詳しい方いたら教えてください。
ポケットTはジップロックに入っていて、こういう商品のパッケージ方法は個人的に好きだ。このロゴ付きのジップロックで鶏肉を揉み込んで唐揚げを作りたい。ステッカーといいジップロックといい、雑なんだけどそれでいてクリーンな感じにワクワクしてしまった。こういうことは実際に買ってみないと分からないし、ちょっとしたことで消費者の心をくすぐるのが上手いと思った。
開封
ストリートブランドだけあって身幅が大きめな気がする。モノは普通のポケットTシャツですな。憧れていたブランドだけど、買って手に入れると少しさみしさがある。着心地も特筆して語る部分はなかった。ややザラついたドライな質感のコットン。1万円もしたので一生着るしかない。
時にはラッパーのように、Lサイズを買ってみた。
ポケットのタブにブランド名が。これくらいの大きさだったら着てても気づかれないと思う。
中国製だった。せっかく買うなら本国のUSA製が欲しい。昔は全部USA製だったらしいのに。プレミアつくせいでSupremeって古着のが高いんだよね。コラボじゃない現行品はBEAMSくらいの値段帯だし、法外に高いわけではない。冬のアウターとかならまた違うんだろうけど。
デニム日記/Acne Studios Bla Konst ストレートジーンズ
まさに「青い芸術」や〜
2017年に出来た「Acne Studios」のデニムに特化したライン。毎年のコレクションでいろいろ商品を変えていくのが本ラインで、こっちは定番のジーンズを売っている方。「ブロコンスト」と読む。スウェーデン語で「青い芸術」という意味らしい。
ジーンズを「青い芸術」なんて呼ぶのはアイスホッケーを「氷上の格闘技」っていうようなカッコ良さがある。「俺、今日『青い芸術』穿いてるんだ」って言いたい。
「たかがジーパンや!」と叫びたくなるのを堪えながら購入。気になったら即買い。穿き込んでいない積みジーパンが10本くらいあるのに。
「Acne」と言えば「よくメンノンに載ってるジーンズが良さげな北欧のブランド」というなんとなくのイメージしかなかったけど、買った。ブランド自体は前からあるけどジーンズ専用ラインとして「Bla Konst」ができたのは3年前とまだ新しい。専用のラインを立ち上げるくらい、デニム作りに自信があるのだと思う
ゆるっとした太めのストレートシルエットで股上が深い。持ってるジーンズと比べると腰回りにゆとりがあるように感じる。北欧なので、もっと隙のないシャープな形を想像していたけど、このモデルはかなりもったりした雰囲気がある。
前はボタンホールで、生地はセルビッジじゃない脇割り仕様。触った感じは少し柔らかいのでワンウォッシュくらいされてそう。
謎のサイズ感
30×32って書いてあったからリーバイスと同じ感じで買ったらめちゃくちゃデカかった。穿いてみたら明らかにウエスト32くらいありそうな気がする。インチ表記だと思ったんだけど、なんでこんな普段買ってるジーンズのサイズとズレがあるんだろう。インポートの洗礼。ネット古着で試着せず買うとこういうトラップに引っかかるので注意しよう。
ジーンズはベルト無しで穿くのが好きなので、そうやって穿いた時にゆるすぎずキツすぎずのフィット感が欲しい。これはベルトないと腰穿きになってしまう。
いつか乾燥機でがっつり縮めようと思います。
コラージュっぽい内タグがかっこいい。こういうちょっとしたところから「芸術」を感じる。白タグの中の文字が「made in Italy」になってるモデルもあるみたいだけど、年代によって違うようだ。
Acneのジーンズはポリエステル入りのスキニーも有名だけどコットン100%のを選んだ。「land indigo」というのがモデル名だと思われます。メンズのジーンズがこの「land indigo」というモデルっぽい。
紙パッチ。なにも書いていないけど右側がピンクになっててブランド名が型押しされてる。これも別のモデルだとブランド名のスタンプがど真ん中に押されていたり微妙に違いがある。
バックポケットにステッチなどがあるわけではなくシンプルな後ろ姿。これはこれでかっこいい。ポケットの上の縫い目が重なるところの糸だけピンクになっている。タグとかパッチもそうだけどピンクが「Acne」のブランドカラーなのかも。
なんかもう穿くとかじゃなくてジーンズを集めることが目的と化してる気がする。「青の芸術」というブランドを名乗るだけあってワーク服というより、また違ったオーラを感じる。
【名品ハンター】LACOSTE L1212AL ポロシャツ 【開封の儀】
新しいポロシャツをおろすタイミング
古着ばかり買っている俺が30%オフとはいえ、こんなタグ付いた服を。
長い雨が上がり久々に気持ちのいい天気になった。こういう日こそ新しい服を着るタイミングじゃないだろうか。
セレクトショップで3割引になってたから衝動買いしてしまったラコステのポロシャツをおろした。
こんな割引率は珍しいので「速攻で売り切れてしまう!」と思い、見つけた日に急いで買ったけどその次の週に店に行っても普通にあった。
30%オフで約1万円。元値が高い。こういうのをセールかかってない定価でポンポン買えるようになるのが、成功者だと思うね。ラコステを新品で買ったの初めてかもしれない。
思い切った買い物は、せっかくなのでこうやってブログの中で記録に残しておこうと思う。お金を払ったからには、ブログのネタとして活用しようというもったいない精神。
古着屋で新しめのものを探して買うことが多い。前のフランス製ラコステも古着屋で見つけた。
新品で買うならやっぱりホワイト。テニスウェアというルーツに沿った定番でありながら、汚れるのが怖くてなかなか手を出せない色。せっかくセールだったので俺は白を選ぶぜ。
バキバキに白い新品を買ったはいいものの、着るの緊張して寝かせてしまっていたんだけど。こんな天気の日には新しいの着るべきだと思った。
いつもよりワンサイズ大きいのを買った。たった1つ大きくしただけでも全然違う着心地。ゆったりしていて気持ちいい。白でぴったりしてると透けるのが心配なのでちょっと大きいくらいがいいのかもしれない。
汚れないように細心の注意を払う。
カレーうどんとミートソースパスタの半径100メートルには近づかないようにする。
着心地
上品で軽やかな生地感。L1212の型は身幅もゆとりがある昔ながらのシルエット。ジャストサイズの3と比べると袖リブの締めつける感じがなくなった。全体的にふわっと大きくなってる感じです。日本製のサイズ2〜4まで袖通したことあるけど、2は論外レベルでピチピチだった。やっぱり俺が着るなら3か4だな。ワンサイズあげてゆったりめに着るのかジャストで着るのかは好みで選んでください。
ポロシャツだとフレッドペリーをモッズ風にピタッと着る人もいるしサイズ感に趣味が出ると思う。
デニム日記/agnes b. HOMME denim jacket
フランス製だったので衝動買い
ネットで古着探すと無限に物欲が刺激されて困る。agnes b(アニエス・ベー)のデニムジャケットを購入。
もともとデニムジャケットはA.P.C.とリーバイスの2着持ってたけど、色々あってA.P.C.の方は手放した。
そのあと、ネットで古着のヘルムートラングのジージャン買ったけど、届いたらレディースだったのでそれも人にあげた。これは、頻繁にネット古着digを続けていた自分的にはけっこうショックで、一時期ネットで古着を買うのが怖くなった。
セカンドストリートだし店舗取り寄せして試着するべきだったなと後悔しても後の祭り。何十回も利用してるのにカード作るのが面倒くさくて会員登録してないのでこういう初歩的なミスをしでかしてしまった。
あとイタリア製ってサイズ表記違うので、それもややこしくて…。
さすがにレディースは小さすぎて着れないのでA.P.C.と同じ人に譲った。1週間に2回もジージャンを引き取って貰う事になったせいで俺はジージャンのウーバーイーツと化した。
そもそもデニムジャケットってそんな頻繁に着るものでもないし、リーバイスが1着有ればいいかなという気持ちだった。
物欲と距離を置いて、心安らかに過ごしてる時にネットと雑誌で「agnes b. JEANS」の存在を知る。
牧田耕平が監修したagnès b. JEANSのすべて。 | feature | HOUYHNHNM(フイナム)
agnes b. JEANS|アニエスベー公式通販サイト|agnès b. Shopping Online
アニエス・ベーが新しく始めたジーンズのラインで岡山のデニム生地を使った渋いジーンズを売っている。これには参ったね。セルビッジで日本製でグレーステッチで。なんか分からないけどすごそうだし、欲しい。
だが、いくらなんでもジーンズに3万は出せないので妥協して古着でアニエス・ベーのデニムを色々探してるうちに、このジージャンを購入していたってわけ。
なんで最初ジーンズを探していたのにデニムジャケットを買っていたのか?それはわからない。ネット古着digにおける、ある種のグルーヴに俺の心が絡めとられてしまった。
今度はレディースを買わないようにきちんと「HOMME(オム)」かどうか見てメンズラインであることを確認。実際に着てみるとちょっと大きいくらいだった。リーバイスの70505が超ジャストなので、こういうサイズ感も変化があっていいかなと思う。
フランス製で生地も新しめのバリバリ感があるので気に入ってます。まだ外で着た事ないけど。
アニエス・ベーのメンズライン。古着だとフランス製のものが多いので、見つけるとテンションが上がるブランド。セントジェームスやラコステと同じくサイズが1から始まる数字表記なのもフランスぽい。
アニエス・ベーの定番であるトカゲのマークが描かれたタブ。生地が黒っぽいからインディゴじゃなくてブラックデニムなのかな。
前立てのジグザグなステッチ。リーバイスじゃなくてLeeのジージャンをデザインのベースに作ってるみたい。
フランス製のタグ。ラッパーになったら首にMADE IN FRANCEってタトゥー入れるわ。
【名品ハンター】FRED PERRY track jacket 【古着】
ジャージを着こなす人間になりたかったのかもしれない
かっこよく言うとトラックジャケットだけど要するにジャージ。いっときの勢いで買ったけど実際はあんまり着ていない服。
自分の中でジャージがめちゃくちゃ欲しくなった時期があった。気づいたら買っていた。若さってそういうことだよね。行き先も見ないで走り出すっていうか。
ジャージと言えば90年代のUKブリットポップのイメージが強い。音楽的にブリットポップが抜きん出て好きなわけではないが、普段着でノンシャランとステージに上がるような自然体のファッションが興味深くて、MVやライブ動画でも服をつい見てしまう。コンビニ行くときの服みたいでcool。
(ストーンローゼズのTVライブのこの感じとか。ジャージ着てる人いないけど。)
英国はスーツじゃなくてジャージの国。映画だと「トレインスポッティング」「キングスマン」にもジャージ着てる人が出てきていたと思う。イギリスに行ったことないので分からないけど、労働者階級の普段着として一定の地位を占めているのだろう。
とはいえ、王道のadidasのジャージはもう日本で着たらYONCE弄りを避けられないと思ったので、フレッドペリーにした。ブランド着てるやつ もうgood night。
古着のアディジャー(adidasジャージの略)は玉数豊富なわりに普段使い出来るような色サイズって意外と見つけにくいし、あっても高かったりする。
その点フレッドペリーのジャージってけっこう買いやすい。店で現行品バリバリ売ってるし、古着的に「その時期にしかない」みたいなプレミア要素が乏しいからか。
襟もMA-1のようなボンバージャケット型じゃなくて、きちんと首まであるザ・ジャージのやつ。
サイドラインもアディダスのような3本線じゃなくて、2本なのもそこはかとない侘び寂びを感じて、をかし。
「芋ジャー」(イモっぽいジャージの意)なんて言葉があったり、学生の運動着かニートの家着のイメージが強い日本はジャージ後進国なので、積極的にジャージを着て街へ出ていきたい。ロシアではヤンキーが着てるし、アメリカではRUN DMCも着てたし。(どっちもadidasだが)
個人的にフレッドペリーのジャージは女の子が着てる方が可愛いと思う。
旧タグ。現行の紺色っぽいスタイリッシュなやつよりこっちの方が好き。Mサイズだけどゆったり目に着れる。リブとかもいい具合に緩んでて締めつけないからいい。フレッドペリーのジャージ(現行タグ)もう1着持っててそれもMサイズだけど、年代によってサイズ感が微妙に違う。古い方が大きめ。
ワッペンの月桂樹ロゴ。
ジャージだとこのフレッドペリーのロゴマークが刺繍とワッペンの2パターンあるけど、刺繍のがシュッとして見える気がする。ワッペンはなんかモコモコしているせいか子どもっぽい印象。
安定のポルトガル製。イギリスとかフランスのブランドの服がポルトガル製なのけっこう見る。近いからその辺のブランドの生産を担ってたりするのだろうか。インポート好きとしてはアジア製より納得できる。
コットンとポリエステルが半分ずつで、洗いやすいし着やすい。
【名品ハンター】SILAS 半袖チェックシャツ【古着】
SUPREMEになれなかったよ
何年もずっと着てるのに、なんとなく手放せなくてクローゼットの片隅に居座り続けている。
高校生くらいの時に古着屋でなにも考えず買った「SILAS」の半袖チェックシャツ。
日本に上陸した時はあの「SUPREME」より人気だったらしいロンドン発のストリートブランド。今じゃなくて2000年代くらいに爆発的にストリートファッションが流行っていた頃かなり勢いがあったそう。
数年前BEAMSが40周年記念に出してた広告で、小沢健二の「今夜はブギーバック」をいろんな人がアレンジリレーしながら服と音楽の変遷を辿るMVがあった。
段々と年代が進みながら、時代を反映した歌手と服をまとったモデルが目まぐるしく登場するカッコいい映像なのだが、そのMVの2000年のときにこの「SILAS」のパーカーを着てる人が一瞬映る。(クラブの壁際の机に女の子と向かい合って座ってる男)
しかも、そのとき「ブギーバック」歌ってる人が自分の好きなバンドのスーパーカー(の2人)でちょっと嬉しかった。一時期は間違いなく時代の最先端を駆け抜けたブランドだったんだね。
それが今じゃ「SUPREME」はハイブラと次々にコラボするようなストリートブランドの大御所になり、人気を争っていたはずの「SILAS」はあまりパッとしない感じ。
少なくとも知名度は圧倒的に負けていると思う。代官山にあったショップが閉まったりしてるようで切ない。シラスじゃなくてサイラスって読むんですよ。
残念ながら流行っていた当時を知らないもんでブランドに対する思い入れなどは皆無。今調べて昔「SUPREME」より流行ってたことを知った。このチェックシャツを買ったときも相当安かったし既に全盛期を過ぎていると思う。高校生が買えるくらいだから。
当時はどんなブランドなのかも知らないまま、なんとなく購入した次第である。
それから季節は巡り行き、いったい何年着てるのか。この着古してヤレた雰囲気見てください。墨汁をこぼしたり、繰り返された洗濯のせいで洗濯表示タグの文字が消えたりしている、まさにオリジナルヴィンテージ。
買った時はブカブカのオーバーサイズだったのに、今はちょっと大きめくらいのフィット感。
ゆったりした身幅のボックスシルエットとペラっとした軽い生地。大きめなのを着るのが恥ずかしくてあまり着ていない年もあった。
これが一周して今の流行りっぽく見えないかなと思ってまた着るようになった。長く服を寝かせているとこういう風に新鮮に思えてくることもある。よくないコレ?コレよくない?よくなくなくなくなくなくない?っていう気分で着ている。
10年後になったら逆に「SILAS」がもう一回流行るかもしれないしね。
ブランドタグ。洗濯表示のタグは色が抜けちゃって解読不能なのでいつくらいのモノかどこ製なのかは謎。
胸ポケットが普通のシャツよりちょっと下めについてるのが面白い。スケーターの服ってこういう感じなの?スケートしても物が落ちにくいとかそういう効果があったりするのかもしれません。ロンドンのブランドだからか、チェックのさりげない色味も上品な雰囲気で好き。