わたしは生きたい!

分け入っても分け入っても地雷原

【名品ハンター】DANTON ショートパンツ【フランス製】

フレンチワークっぽい色合い

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ここ最近暑すぎるので休日は短パンしか穿けなくなった。上はTシャツかポロシャツで完全に小学生の夏休みスタイル。

短パンて夏しか探せないから、なんとなく勢いとフィーリングで買ってる感じがある。

古着で見つけたDANTON(ダントン)のハーフパンツ。セレクトショップに置いてあるダントンは大体日本企画だから、フランス製のは珍しいと思う。しかも短パンという。街中でダントンを着てる人を見かける時はダウンジャケットが多い。

日本の代理店がけっこう頑張ってるのか、ちょっとお洒落な雰囲気だけど本来はワークブランドなので、実用性重視のはず。

インポート好きにとっては日本企画として手が加えられてるものより、本国企画の方に心惹かれるので、フランス製見つけた時はテンション上がった。

ダントンの赤い菱形のロゴもついてないから、ぱっと見は普通の短パンだけど、フランスのオーラを纏っている気がする。俺には分かる。

この独特のインクブルー。赤みがかった青はフランス古着でよくある色だ。青とか紺色って国特有の色合いがかなり反映されていると思う。

アメリカの服でこういう色あまり見たことないし

大きさもかなりジャストサイズ。買った時はもう少しゆとりがあったはずだったが、これ以上太ったら穿けなくなるくらいのフィット感。

これにフランス製のシャツ着て上下フランスで揃えてみたりするのも、楽しい。生産国縛りで服を選ぶの「古着買いあるある」だと思う。

長袖のシャツ着れないくらい暑いので、しばらく出来ないけど。

こういう思いがけない掘り出し物に出会えるので古着digはやめられない。

 

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短パンなのにボタンフライなのが、少しめんどくさい。でもジーンズ集めすぎたせいで手持ちのズボンの中でジッパーフライの方が少ない。

 

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made  in  franceのタグ。別にどこで作られてようがそんな変わらないと思うけど、フランス製だとちょっと気分が上がる。ポリコットンで張りのある生地はザ・ワークパンツ。


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ボタン付きの後ろポケット。同色のボタンもさりげなくて良い感じ。ワークテイストの中にもシンプルな上品さがあるように思う。

 

DANTON (ダントン) コットンサージ ワークパンツ Lady's 【JD-2591 SER】[正規取扱] (34, FRENCH BLUE)

 

【名品ハンター】BROOKS BROTHERS ボタンダウンシャツ 【開封の儀】

パワーエリートになりたい

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ボタンダウンシャツ=襟が風でなびかないようボタンで留められるようになっているシャツ。メンズシャツのオーソドックスな型のひとつだが、これのオリジナルがブルックスブラザーズ。ポロ競技のときに着るためにつくられたのでポロカラーシャツとも言う。

ラルフローレンといい、ブルックスブラザーズといいアメリカントラッドのブランドはポロが大好きやね。上流階級のスポーツだからか。どういうルールの競技なのか全く分からない。

ブルックスブラザーズと言えば新型コロナウイルスの影響による業績不振で破産した事が話題になった。

1818年創業。日本人がまだ江戸時代で着物着てた時から、200年以上紳士服を作ってた世界最古のファッションブランドなのに、こんな風になってしまうとは。

アメリカのパワーエリート(支配階層)の制服というイメージが強い。歴代の米大統領の多くがブルックスブラザーズのスーツを着用していたりだとか、由緒正しい歴史あるアメリカントラッドのブランドによる最初のボタンダウンシャツというところに心惹かれた。

現行のシャツはマレーシア製とUSA製の2種類があって、USA製のがちょっと高かったけど、破産したらもう買えなくなってしまうと思ったので急いで3枚ほど購入。本当はただのホワイトシャツが欲しかったけど、このブルーのキャンディストライプのとサックスブルーのとギンガムチェックのを買った。

サマーセールで40%オフだったので少し安く買えた。ブルックスブラザーズのドレスシャツってサイズ展開がSMLとかじゃなくてネックと裄丈のサイズをそれぞれ選ぶ方式だから古着で持ってるブルックスのシャツサイズを参考にした。

 

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オンラインショップがけっこう売り切れていてネックサイズは合うのがあったけれど、裄丈が短いのしか残ってなかった。色付きのシャツなので私服でしか着ないと思うから、着れればなんでもいいか。ブルックスは既製ドレスシャツのシルエットにもいくつか種類があって、「マディソン」、「リージェント」、「ミラノ」の3種類から好きなシルエットを選べる。「マディソン」から「ミラノ」にかけて段々と細身になっていて、自分が買ったのもミラノ。名前の通りイタリアのシャツのようなシュッとした雰囲気がある。


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ボタンダウンシャツについての説明が書いてあるタグ。世界で最初にボタンダウンシャツを作ったのでブランドの中でも代表的なアイテムのよう。


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イタリア製の生地を使って、ノースカロライナで作られた。こういうタグもUSA製だけのオリジナルなのかな。

 

一時期いろんなブランドのUSA製のシャツを古着で探すのハマってたけど、新品で買うのは初めてだったので緊張した。ドレスシャツなのでタックイン前提のため着丈がすごく長い。

今後、ブルックスブラザーズのシャツとかどうなっちゃうんだろう。定番中の定番なので買えなくなったら困る人多そうなのに。一緒に買ったシャツ2枚を開封せずに保管しておいたらデッドストックとして価値が出るかも。

 

Brooks Brothers(ブルックス ブラザーズ) スーピマコットン オックスフォード ポロボタンダウン ドレスシャツ Milano Fit 100058219 ブルー 14 1/2-32

 

【名品ハンター】GUNG-HO 4POCKET SHORTS CORDUROY 【USA製】

夏の魔物(物欲)に連れ去られ

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目が痛くなるようなオレンジ。去年の夏に派手な色の短パン急に欲しくなって、オンラインセールで安かったのでフェス行く用に買ったけど、全然穿いてない。なぜならフェスに行ってないから。

色が明るいので写真撮りやすくてよかった。

「GUNG-HO」(ガンホー)は前にベイカーパンツでも紹介したワークパンツの老舗メーカー。長ズボンだけでなく短パンなども展開している。ボトムス作りに関しては大ベテランというか伝統のブランドなので安心して買えた。上着も作ってるみたいだけど、ワークパンツのが圧倒的に有名なところは、ディッキーズに似ている。

生地はコーデュロイ。冬用の生地だと思ってたけど、なぜか短パンに使われてるので、暑いんだか寒いんだか分からない。

調べてみると70年代のアメリカ西海岸のサーファーファッションとしてコーデュロイショーツが定番だったらしい。細畝のコーデュロイ生地は肌触りが柔らかいので、日焼けした肌のうえに着ても痛くないらしく、海から上がったサーファーがコーデュロイショーツを愛用したという。

なるほど。確かに言われてみると柔らかくてタオルっぽい感触なので海から上がったときに着るには丁度いいのかもしれない。丈もそこまで攻めてないので、個人的にはちょうどいい長さ。

短パンの丈どこまで許せるか問題は個々人の裁量に委ねられている。自分は膝がっつり出てても特に気にしないけど私立の小学生の制服みたいな半ズボンじゃなくて4分の1ズボンみたいなのは遠慮したい。

日本のこの蒸し暑さだと短パン穿かないで乗り切るのはかなりしんどいしね。

海に行く予定もないのに、70年代西海岸のサーファーの定番アイテムを購入してしまったようだ。せめて格好だけは海に行く感じを出していきたい。まだこの色の短パンを外で着る勇気がないので陸サーファーどころか家サーファー。

ネットサーフィンしてるからいっか。

 

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MADE IN USAのタグ。オレンジにこのブランドタグの紫が浮いている気がする。コーデュロイショーツが「70年代西海岸サーファー」とか言われると、それとジャンル真逆の自分は着てていいのかという葛藤が生まれる。

 

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上から布を付け足しただけって感じのポケットもベイカーパンツと同じ造り。シンプルだけど丈夫そう。


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外側についているタグ。普通は外すらしい。まだ外に着て行ったことがないので付けっぱなし。はたしていつになることやら。

 

ガンホー GUNG HO/ベイカー ショーツ MADE IN U.S.A. #1101SP 4POCKET FATIGUE W27~W30inch (29)

 

【名品ハンター】Ralph Lauren CLASSIC FIT polo shirts 【XLサイズ】

ワニじゃなくて馬の気分

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ラルフローレンのポロシャツ がたまたま立ち寄った古着屋で安かったので検討より先に購入。手持ちのポロシャツではラコステが1番多いけど、ラルフローレンも好きなブランドなので、安くなってると心が動いてしまう。

ポロシャツ御三家といえばラコステフレッドペリー、そしてラルフローレン。

公式サイトで調べると、ラコステの定番ポロシャツのL1212は日本製で現在1万4300円。フレッドペリーのM12はイングランド製で1万3200円。ラルフローレンのカスタムスリムフィットポロは中国製で1万6500円。

ポロシャツだけで考えると本国製の定番品を競合他社より安く売ってるフレッドペリーが1番良心的なブランドだと思う。

3社の中で中国製なのに1番高いラルフローレン強気すぎ。その割には古着屋でたくさん出回ってるのもラルフローレンという。偽物が混じっているんだろうか。

ラルフローレンのポロシャツは大学生のとき校舎近くの古着屋で押し売りされて、やたら高いの買わされた思い出があり、元を取るために一時期そればかり着ていた。前の職場にその時買ったのと同じポロシャツの長袖版着てる50代くらいの人がいて、同じ古着屋で買わされたのかなと思った。

その経験から苦手意識を植えつけられてポロシャツはもっぱら他の2社から選ぶようになったけど、今はそういう無意味なこだわりを乗り越えて安ければ速攻で買う。

去年の11月にビームス原宿店でラルフローレンの「The Polo Big collection」って昔のビッグサイズラインを復刻させたのが店舗限定販売されてて、発売日に買いに行ったけどほとんど売り切れていて買えなかったこともあった。なんで原宿限定?そういう地方民を冷遇した売り方がまじラルフローレン。

その時の悔しさもこのXLサイズのポロシャツを買う動機の一つになったのかもしれない。

 

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XLサイズ。想像以上に大きい。身幅も裾もドカンとでかい。「CLASSIC  FIT」というモデルなので、もともとゆったりめのシルエットだと思うがそれのXLはさらにビッグで気分はもうラッパー。このブルーの布に黄色の字のタグは2016年以降のもの。新しめの年代のせいか状態もかなりいいので掘り出し物だと思う。ベトナム製。


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襟周りはシャープな感じ。自分は前のボタン全部開けて着ることが多い。ディカプリオが「ウルフオブウォールストリート」という映画でラルフローレンの真っ白のポロシャツをそういう風に着ていたのが、めちゃくちゃカッコ良かったので。


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個人的にネイビーのボディに、赤いポニーの組み合わせが1番ラルフローレンっぽいカラーリングな気がする。ニットとかも、この色で欲しいな。

 

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後ろ裾がちょっと長い。ポロ競技の時、馬に乗ってても裾がはみ出ないようにするためだとか。自分には一生使いどころがないディテール。

 

[ポロラルフローレン] POLO RALPH LAUREN ボーイズ 半袖 ポロシャツ ネイビー L

 

【名品ハンター】Ben Davis GORILLA CUT PANTS 【USA製】

極太ワークパンツといえばゴリラカット

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「Ben  Davis」(ベン・デイビス)のゴリラカットというモデルのワークパンツ。

ブランド名は創始者の息子が「ベン・デイビス」という名前だったから。そのベン・デイビスの祖父にあたるジェイコブ・デイビスジーンズの元祖となるリベット付きパンツを考案した人物なので、この人がいなかったら今のジーンズは成り立たない。その時に共同で特許を取得したのが何を隠そうリーバイス社。

ジェイコブはリーバイスの工場長を勤め、そのあとジェイコブの息子が独立してこのブランドを立ち上げる事となった。そんな歴史もあってジーンズとも縁の深い服なのだ。

後の世代になるとワークパンツは労働者だけではなく、スケーターにもその頑強さと耐久性を認められ、ストリートカルチャーと結びついていく事となる。90年代にhiphopグループの「ビースティ・ボーイズ」がベン・デイビスの半袖のワークシャツを愛用してたり、「Supreme」とも2019年にコラボしたりと時代を超えてストリートで愛されている。

ワークパンツの中でも特にルーズでぶっといベンデイビスは西海岸のヤンチャな悪ガキが穿いてそうなイメージだ。

服好きな友達から貰った。言うまでもなく、自分の持っているパンツの中で1番太い。このダボっとしたシルエットは独特だと思う。しばらく穿いてなかったけど、今なら穿いてもいいかなと思い、おっかなびっくり穿きはじめたら思いの外快適だったのでヘビロテしている。

今流行ってるシュッとしたワイドパンツという感じじゃなくて、とにかく無骨に太い。所々にある擦れたような白い色落ちがワークな雰囲気を出している。穿いていくうちに生地が毛羽立って柔らかくなっていく。

気楽に穿けるタフなワークパンツ。唯一の難点はゴリラのタグぐらいだろうか。好きな人は好きなんだろうけど、このゴリラ。


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たまに女子高生がこのブランドのリュックを背負ってるのを見かける。由緒正しいアメリカンワークブランドなのに、このニヤニヤしたゴリラのせいでかっこつかない。

このゴリラの笑顔。どことなく邪悪なものを感じる。油断した瞬間に背後から銃を突きつけてきそうで、怖い。


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フロントはジーンズと同じようなL字ポケット。こういったディテールも歴史を辿ると、元は同じ人が開発したリベット付きワークパンツだからだろうか。


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貴重なUSA製。今売られてるのはドミニカ共和国だったりするので、USA製のゴリラカットは古着で探すしかないはず。コットンとポリエステルが50%ずつのツイル生地。ワークパンツってこういう綿とポリが混ざったハリのある生地が多い。長年、雑に着込んでいったせいでクタっとなってきたが、まだまだ着れそうで頼もしい。

 

[ベンデイビス] ロングパンツ ゴリラカット チノパン ワークパンツ 極太 ワイドストレート GORILLA CUT PANTS (BDUS-5700-GORILLA-CUT) メンズ 30 3.ライトグレー(LZ)

 

【名品ハンター】COMME des GARÇONS HOMME レギュラーカラーシャツ 【AD2002】

母の愛情、シワ加工の死

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日本を代表するドメスティックブランドである「COMME des GARÇONS HOMME」のシャツ。本来はもっとシワシワな感じに加工が施されていた。写真もしわくちゃだけど、これは置いて撮ってるのと、保管する環境が悪かったせい。

よくある「ダメージジーンズの穴を縫われて直される」的なエピソードで、家で洗濯した時についでにアイロンがけをされてシワが伸びてしまった。

母の愛情、シワ加工の死。

古着だったからよかったけど、新品で買ってたら立ち直れなかったと思う。

そもそもシャツにシワ加工とかニットに縮絨加工を施してあえてボロく見せるのがギャルソンを象徴する定番なデザイン。それにアイロンかけて全然別物にするマインド。

1980年代にコム・デ・ギャルソンは過激な加工の「ボロルック」でモードファッションにあたらしい価値観を持ち込んだけど、俺の母親がシワ加工をアイロンで取り去るのもそれと同じようなこと。

ギャルソンが新品をシワ加工し、それをあえて母親がアイロンでシワ伸ばしすることによって、このシャツは「完成」した。

 

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このグレーに白字のタグが田中啓一というデザイナーがデザインしていたときのもの。

通称・田中オム。

ギャルソンにおける日常服のメンズラインがHOMME(オム)。ブランドの中で多くのラインがあるけど、ギャルソンの中ではもっとも古いメンズラインである。コレクションラインほど奇抜ではなく、比較的ベーシックめの服を出しているところだと思う。

ブランド創設者の川久保玲から始まり、田中啓一渡辺淳弥という風にデザイナーが交代しながら続いている。

ちばあきおの『キャプテン』で喩えるなら田中オムは丸井編にあたる。ちなみに田中啓一さんは2003年にギャルソンを退社しているので、2002年製のこのシャツは田中オムの最後期の服だと思う。

 

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レギュラーカラーで、シワ加工以外はごく普通のシャツ。素材をパーツごとに切り替えたりするようなギャルソンっぽい意匠がないので、気負わず着れる。唯一のギャルソンらしさであるシワ加工もなくなったので、さらに普通な感じに。身幅がゆったりとしていて少し大きめ。このサイズ感は今着てもけっこうしっくりくると思う。

 

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縫製責任者のスタンプが押してある。もし服にクレームとかあった時は、このスタンプを押した人が怒られるんだろうか。

 

自分はあまりコム・デ・ギャルソンというブランドに詳しくないので、オムをデザインしてきたデザイナー達の特徴など細かいことは分からない。田中オムという言葉もさっき知った。

(シワ加工もアイロンで伸ばした)

このシャツからは日常着としてちょうど良い具合のクラシックさというか普遍性を感じる。

 

GARCONS HOMME PLUS プリュス ドレスシャツ メンズ 青x白系(ストライプ) XS 【中古】

 

【名品ハンター】GUNG-HO CAMP FATIGUE TROUSER (cotton duck) 【USA製】

ヘビーデューティといえばファティーグパンツよ

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アメリカの老舗のワークメーカー「GUNG-HO」(ガンホー)の定番ファティーグパンツ。

手持ちのパンツはほとんどジーンズで埋まってるので出番が後になってしまった。これはずっと欲しかったので気に入っている一本。

ファティーグパンツどうやら戦争の時に穿かれていたミリタリーパンツの一種らしい。パン屋さんも穿いていたのでベイカーパンツとも呼ばれる。

ミリタリーではあるけど、飾りけのないシンプルなデザイン。足を自由に動かしやすいように太めに作られている。

アメリカ製特有の荒々しい縫製。雑というかラフというか。ワークパンツなので「丁寧じゃなくても丈夫だったらいい」的なマインドを感じる。今もUSA製の製造にこだわっているのに、値段も10000円前後なのでありがたい。

素材はコットンダック。ファティーグパンツと言えば、バックサテン生地で作られるのが王道だが、ダックの方がワークっぽいのと色もミリタリーなオリーブじゃなくてカーキが欲しかったので。

素材も色も定番の裏を選んでしまった気がしなくもないので、いつかバックサテンかつオリーブの方のファティーグパンツを買いたい。定番なせいかAmazonで探しても自分のサイズ売り切れてたりするし、ちょっと高いんだよな。

サイズは30×32。けっこうばっさり裾上げしたのと洗っていくうちに少し縮んで9分丈とフルレングスの間のような丈になった。

形はゆとりのあるストレートで穿きやすい。膝から裾にかけてストンと一定の太さで、テーパードが一切かかってないザ・ワークパンツて雰囲気。

 

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バックサテンのモデルはジッパーフライなのに、こっちはジッパーじゃなくてボタンフライなのはなんでだろう。コットンダックは洗うと縮むから?このボタン、バックポケットのフラップと同じやつだと思うんだけどやたらデカい。

 

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「上から布を貼り付けました」という佇まいのポケット。この角ばったポケットのデザインも機能性と見栄えを兼ね備えてて面白いと思う。まあ構造的に物はあまり入らないんだけど。

 

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バックポケット。ミリタリー的なディティールなのかフラップがついてる。


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紫のブランドタグがかっこいい。サイズタグが表側についてるので、外すものなのか迷ってたけど上野のインポートショップで聞いたら「普通外すでしょ」って言われて外した。


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アメリカ製のタグ。頑張ってUSA生産続けて欲しい。

 

タフだけど使いやすいので、一本持っていると便利かも。定番素材であるバックサテンのやつも欲しくなってしまう。でも、ガンホーじゃないけどオリーブ色の軍パンもう持ってるので買うのが躊躇われる。

 

ガンホー GUNG HO / #1807 CAMP TROUSER W28~30 コットンダック・キャンプトラウザー (BROWN) (28)