デニム日記/DRIES VAN NOTEN ワイドパンツ
どことなく品を感じる
ドリス・ヴァン・ノッテンのワイドなジーンズ。半年ほどまえにリサイクル古着屋で購入。やや色落ちしていたせいか安かったので、特に何も考えず購入した。
カジュアルブランドではなく、けっこう格式高いデザイナーズブランドらしい。
そういえばPOPEYEにたまに載っていたような気がするような。名前に見覚えはあるけどどんな服を作ってるのか全く覚えてない。
古着とはいえ定価が高いと緊張してしまう貧乏性で、買ったはいいもののほとんど履いていない。ほとんどというか今日初めてちゃんと履いた。
どうやらドリス・ヴァン・ノッテンは「アントワープの6人」と呼ばれるファッション版「お笑い第7世代」て感じのモードデザイナー集団の1人で、業界人には広く知られているらしい。(マルタン・マルジェラと同門でほぼ同期)
モードブランドなのに、すごく正統派なジーンズ。リーバイスの501より幾分かゆったりめのワイドストレート型。バックステッチもパッチもないので、思ったよりモードしてなくてシンプルな感じがする。501より少しだけ生地が薄くて、さらっとした履き心地だ。こっちのほうが夏に履くにはいいかも。
あまり自己主張がなくて大人しめなのはヨーロッパのブランドだから?
アメリカのジーンズみたいなThe大量生産ていうラフな雰囲気じゃない。高い服を安く見せる才能のある俺が履いているせいで、服のオーラがかき消されてしまっている。そもそもジーンズだし、分かりやすいロゴも特徴もないので無印良品で買った感。
基本的にジーンズ履く時は、無地の白Tシャツとスニーカーのお手軽なスタイルだから、モードブランドに合うファッションが分からないんだけど、リーバイスみたいに雑に履いてもいいのかな。ワーク系のアメカジが好きなので合わせる服も必然的にそうなってくる。
ピクニックに行ったり今日一日履いてみたけど、やっぱり太いジーンズのが動きやすくてストレスがない。
モードブランドのジーンズ履いて公園に行くって肩の力抜いたファッショニスタみたいで格好良くない?(もったいなくて普段はリーバイスしか履いてない)
丁度良いサイズ感なので気に入ってる。ワイドな型だけどウエストはベルト無しで履けるくらいジャストなフィット。
ロットナンバーがポケット裏に。1999本限定だと思われる。何でキリよく2000じゃないんだろう。
セルビッジとチェーンステッチ。ジーンズ好きの気にするポイントをちゃんと作り込んであるのが嬉しい。