デニム日記/SIMON MILLER M001 NARROW INDIO
made in USA…だけど
アメリカの「SIMON MILLER」というブランドの「M001 NARROW INDIO」というモデル。かなり前にブックオフで5千円くらいで買った。
「NARROW」=「細い、細身」というくらいで結構スキニーな感じのシルエット。調べてみたら膝から裾にかけてテーパードがかかってるタイプらしい。
履いた感覚だと、テーパードどころか全体的にめっちゃスキニーに感じたけど、写真に撮ってみるとあんまり細く見えない。生地は綿100%なのにしなりがあるというか、ストレッチデニムかと思うほど柔らかくて履きやすい。
リジッドは取れているので前の人がかなり履き込んでくれたのかもしれない。
商品名で検索してもwearと輸入サイトくらいしか引っかからないけど、もう日本から撤退してしまったんだろうか。ジーンズより女性向けの小物とか服が出てくる。wearの着用者も女性率高し。
定価¥38,000かー。強気すぎる。
お上品スリムジーンズ代表格のA.P.C.でもせいぜい2万前半なのに。安く古着で買えたからいいものの、新品じゃ手も足もでない。本国のHP見たら$230だった。向こうで買えばかなり安いみたいなんで、アメリカ行ったらぜひお買い求めください。本国で安く買えるものを日本に売るときにわざと高くして高級品ぽくするのはよくある。東南アジアのユニクロもそういう感じらしい。
サイズはウエスト31×レングス34で、ウエストに関しては造りが細身だから普段より1サイズ上で調子よかったけど、レングス34は流石にアメリカ人並みの脚の長さがないとキツかった。特に脱ぎ履きがめんどくさくて、テーパードかかってる裾部分が長いし狭いしでタイツの着脱くらい手間がかかるので、30インチくらいまでバッサリ裾上げした。
裾上げして脱ぎ着はしやすくなったけど、今度は短くしすぎたかもしれないって後悔が出始めてつくづくラフにジーンズ履く才能がないと思った。
アメリカ製を謳ってるが、使用している生地は日本製らしい。日本のブランドがレプリカジーンズのために昔のリーバイスに近いデニム生地を研究し、それが本国に逆輸入された形になる。アメリカ製でも日本の生地を使ってるならそもそも日本のレプリカジーンズじゃダメなの?って話になってくるけど、やはりMADE IN USAの魅力には抗いがたい。
執拗なMADE IN USA推し。ブランドタグに堂々と製造国を表示してるところは信用できる。
ポケット裏のやつ。「M001 NARROW」が型番で、「INDIO」がモデル名だろうか。
しつこいくらいにMADE IN USA。ジーンズ全部で5ヶ所くらいに書かれてる気がする。アメリカ製を所有してる感を満たしてくれるのでうれしい。
セルビッジ。元々どんなだったか覚えてないけど、裾上げしたせいでシングルステッチになってしまった。A.P.C.もシングルステッチだし、と諦めている。
Amazonに唯一あったSIMON MILLERのジーンズ。ジーンズ?