デニム日記/FRANK LEDER GERMAN DENIM OLD STYLE SHIRT
ドイツの歴史を感じる
フランク・リーダーというドイツのブランドのデニムシャツ。
ドイツってファッションのイメージがあんまりないけど、ここは雑誌などで良く見かける気がする。素材を活かした素朴で普遍的な服作りを得意としている。ワークウェアっぽいテイストの服が多め。
特にヴィンテージの生地にこだわっていて、古いベッドシーツからシャツを作ったりしてるのが有名。
あとはパンにシャツを入れて焼いたり、シャツをカカシに着せて屋外に数ヶ月放置したり、独特なコレクションを発表したりしてる。なにしてんの?
このデニムシャツがヴィンテージ生地なのかはよく分からない。触ってみるとそこまでゴツくなくて、ラングラーのウエスタンシャツと似たような感触がする。
デニムシャツもジーンズに使うようなガチガチの14ozのを使ってるのかな…と期待してたけど、これはこれでサラッと気軽に着れると思うので良かった。上の「ベッドシーツを使ったシャツ」は本当に昔のシーツなのでバキバキに硬いらしいが、そっちも気になる。古いベッドシーツで服作るって発想がすごい。
オンラインストアで購入のため、事前に見て買ったわけじゃないので、色々と予想外だった。
名前から察するに昔のドイツ人の服をベースにデザインされたものだと思う。
着丈が異常に長い。全体的にでかい。昔のドイツ人のガタイを忠実に再現してるのだろう。田亀源五郎体型でソーセージを喰らいビールをデカいジョッキで飲む髭もじゃの親方が着る服だ。
あと裾が丸っこいのが気になる。
ボタンがお腹あたりまでしかなくて、この長い着丈で丸い裾がひらひらしているとエプロンみたいでちょっとかわいいけど、昔のドイツ人はこんな感じなんだろうか。
大きめのシャツ着るの恥ずかしい問題
(デザイナーのフランク・リーダー氏めちゃくちゃイケメンだった。)
Mでもけっこう大きかったのでオーバーサイズ気味に着ることになる。サイズ間違えて買った人みたいなので地元で着るのが少し恥ずかしい。買っちゃったものは変えられないので、鍛えて体デカくしようと思う。
古いドイツの労働者っぽい服をモチーフにしてるので、逆に流行り廃りに影響されない感じのデザイン。長く着れそうではある。
生地に一番こだわって服を作っているそうなので、長年着続けることで、その人のライフスタイルを反映した服になっていくのかもしれない。
ドイツ製のデニムシャツという、ちょっと変わった趣向だが、一応デニムなので紹介した。
質実剛健なロゴ。こういうとこ装飾っぽいフォント使わないのが、いいね。
と思ってたら別のロゴだとメタルっぽいフォントもあった。
代理店の名前がダサい。マッハゴーゴー。ドイツ製。ハンドメイドを重視し工場で少量ずつ生産している。ドイツ人のクラフトマンシップに想いを馳せる。
布包みのボタン。こういうボタンとかにもこだわっててドイツの色々なとこから古いアンティークボタン集めたりしてるらしい。