わたしは生きたい!

分け入っても分け入っても地雷原

デニム日記/BLUE BLUE JAPAN デニムカバーオール

珍しく日本のブランド

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基本的にデニムはインポートのブランドばっかりなんだけど、持ってるなかで唯一日本のブランドのもの。

大学生のとき地元の古着屋で購入した。今はその店はもうなくなってしまったが、けっこうセレクトが渋くて、もっと買っておけばよかったと後悔が残る。

 

ハリウッドランチマーケット」っていうのが、代官山にある有名なショップ。アメリカンカジュアルな服を手がけているブランドで昔めちゃくちゃ流行ったらしい。

ハリウッドランチマーケット」のデニムラインがこの「BLUE BLUE」である。アメカジの王道たるジーンズ及びデニムアイテムを売るラインとして出来たブランドで、言うなればラルフローレンにおけるRRLのような立ち位置。

ハリウッドランチマーケット」でも普通にジーンズ作ってるけど、2つをどう差別化してるんだろうか。RRLのようにデニムと言えば「BLUE BLUE」ってイメージが強い。

このカバーオールは「BLUE BLUE」の中でも日本の本藍染めにこだわった「BLUE BLUE JAPAN」というラインになる。デニムラインのそのまた分岐した別のラインでややこしい。

その名の通り「Made in Japan」の商品を中心に展開している。柔道着のような刺し子生地でジャケット作ったり、和服と洋服の融合みたいなこともやってる。見た感じこのラインでは、もう普通のデニム地のカバーオールを作ってないのだろうか。だとすると、自分の所有しているのがレアものになってるかもしれない。

俺が海外のブランドばっか買うのは、特に主義があるわけでもなく、単に気分の問題であり、なんとなくインポートのが持ってて「特別さ」を感じられるというだけだ。でも「BLUE BLUE JAPAN」のように伝統技術を取り入れて、日本製の服を作るのもそれはそれとして魅力的に思う。

生地の生産においても、藍染めにおいても、日本はマジでジーンズ先進国なんだよな。ヴィンテージのデニムなどを再現するにあたって職人気質というか凝り性の人が多いからか。

「海外にも日本にもある服」ならインポートを選ぶけど「日本にしかない服」だったら日本のブランドがいいよねというスタンス。気分によって、海外製だったり日本製かを行ったり来たりしているだけで、欲しけりゃなんでも買う。

ジージャンより丈が長いワークジャケット型で着回しやすい。シンプルだけど無骨な雰囲気が気に入っている。日本製の藍染めをセールスポイントにしているだけあって藍の色合いも渋い気がする。薄くてハリのあるデニム生地でドライな着心地。

「BLUE BLUE」のラインナップの中では定番のカバーオールなんだけど、ワークに寄り過ぎていない上品なデザインだと思う。アメカジのアイテムだけど、どことなくフランスの風を感じるよ。

バイトの給料日に、古着屋にダッシュでこれを買いに行ったのが懐かしい。東京のおしゃれな街を歩くときの一張羅にしていた。ハリウッドランチマーケット周辺のブランドを着るのがシティボーイだと思っていた。

今見ても普通にかっこいいしね。

 

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ARIGATO」と書かれたタグ。美しい日本語だ。サイズタグは撮ってないけど2だった。SML表記じゃなくて数字表記なので多分Mサイズ。

 

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背中の赤いラインや、ボタン裏の赤い裏地がちょっとしたアクセントになっていてかわいい。

 

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内ポケットはチャック付きで便利。ポッケがいっぱいついてるので、ちょっとした外出ならカバン持たなくていいくらいだぜ。

 

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袖周りが波打つように色落ちしている。写真によって生地の色が全然違うけど気にしないでください。

 

 

(ブルーブルー) BLUEBLUE JK1479 バックワッペン デニムジャケット