わたしは生きたい!

分け入っても分け入っても地雷原

【名品ハンター】L.L.Bean BOAT AND TOTE【1980年代製】

間違いなく世界最強のトート

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アメリカの老舗アウトドアブランド「L.L.Bean」のキャンバストートバッグ。

名品中の名品。

値段と耐久性で考えたらマジで世界最強だと思う。だって40年近く使ってまだ全然使えそうだしね。(汚れとかを気にしなければ)

俺のじゃなくて1980年代に両親が買ったものだけど、もう誰も使ってないので俺が受け継いだ。つまり40年かけて育てた自家製のヴィンテージというべき存在。

親子2代に渡って使い続けられる。この尋常じゃないタフさは、氷の塊を運ぶためのバッグとしてバリバリに分厚いキャンバス生地で作られたからである。

一晩放置したフランスパンのような硬さ。

異常に丈夫なので全然壊れないし、なかなかオサラバできない。むしろ俺より長生きしそう。

スモール、ミディアム、ラージの3サイズ展開でこれはその真ん中のミディアム。大きすぎず小さすぎずで日常にちょうどいいサイズ感。でも取っ手の長さ的に肩かけで持てないのは気になる。

買う時に取っ手の長さも選べるらしいけど。

とにかく男の子は「ヘビーデューティ」とか「一生モノ」とかそういう売り言葉に弱い。変わらずに使い続けることができる「スタンダード」を求めている性分なのだ。

ハードボイルドの代名詞、フィリップ・マーロウ曰く「タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きている資格がない。

ハードボイルドな男になるために、このタフなバッグをこれからも使い続けていきたい。

 

 

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床に置いたとき自立するのが便利。夏に家族で海やプールに行く時に使うことが多かった。そこそこ雑に使ってたのに、わりと状態いい方では。

アメカジ雑誌の使い込んだLLBEANのトートの写真だと取っ手のところが意識高いラーメン屋のメンマみたいになってる時あるし。(分かりにくい比喩)

 

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80年代のタグ。緑字と青字の二色が使われていると80年代製らしい。下のタグがギザギザになっているのも「ギザタグ」といって80年代特有。表記はないけどmade in USA。


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仕切りも何もない「The トート」って感じの造り。このうす汚れたヤレ感が積み重ねた年月を感じさせる。


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横からのお姿。堅牢なステッチ。分厚いキャンバス生地なのによくミシンで縫えるなあ。


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底に謎の茶色い汚れ。40年近く使ってるのでしょうがない。緑に茶色だと目立ってみっともないからシミ抜きしたい。でもこのくらいアメリカ人なら気にしないのかな…銃社会だし…。(偏見です)

 

L.L.Bean(エルエルビーン) トートバッグ ソリッド・ボート・アンド・トート ミディアム キャンバス ナチュラル 0TYV570001

単色のボートアンドトートもある。ナチュラルカラーがシンプルでかっこいいので欲しい。今持ってるのとサイズ違いで買っちゃおうかな。