デニム日記/Acne Studios Bla Konst ストレートジーンズ
まさに「青い芸術」や〜
2017年に出来た「Acne Studios」のデニムに特化したライン。毎年のコレクションでいろいろ商品を変えていくのが本ラインで、こっちは定番のジーンズを売っている方。「ブロコンスト」と読む。スウェーデン語で「青い芸術」という意味らしい。
ジーンズを「青い芸術」なんて呼ぶのはアイスホッケーを「氷上の格闘技」っていうようなカッコ良さがある。「俺、今日『青い芸術』穿いてるんだ」って言いたい。
「たかがジーパンや!」と叫びたくなるのを堪えながら購入。気になったら即買い。穿き込んでいない積みジーパンが10本くらいあるのに。
「Acne」と言えば「よくメンノンに載ってるジーンズが良さげな北欧のブランド」というなんとなくのイメージしかなかったけど、買った。ブランド自体は前からあるけどジーンズ専用ラインとして「Bla Konst」ができたのは3年前とまだ新しい。専用のラインを立ち上げるくらい、デニム作りに自信があるのだと思う
ゆるっとした太めのストレートシルエットで股上が深い。持ってるジーンズと比べると腰回りにゆとりがあるように感じる。北欧なので、もっと隙のないシャープな形を想像していたけど、このモデルはかなりもったりした雰囲気がある。
前はボタンホールで、生地はセルビッジじゃない脇割り仕様。触った感じは少し柔らかいのでワンウォッシュくらいされてそう。
謎のサイズ感
30×32って書いてあったからリーバイスと同じ感じで買ったらめちゃくちゃデカかった。穿いてみたら明らかにウエスト32くらいありそうな気がする。インチ表記だと思ったんだけど、なんでこんな普段買ってるジーンズのサイズとズレがあるんだろう。インポートの洗礼。ネット古着で試着せず買うとこういうトラップに引っかかるので注意しよう。
ジーンズはベルト無しで穿くのが好きなので、そうやって穿いた時にゆるすぎずキツすぎずのフィット感が欲しい。これはベルトないと腰穿きになってしまう。
いつか乾燥機でがっつり縮めようと思います。
コラージュっぽい内タグがかっこいい。こういうちょっとしたところから「芸術」を感じる。白タグの中の文字が「made in Italy」になってるモデルもあるみたいだけど、年代によって違うようだ。
Acneのジーンズはポリエステル入りのスキニーも有名だけどコットン100%のを選んだ。「land indigo」というのがモデル名だと思われます。メンズのジーンズがこの「land indigo」というモデルっぽい。
紙パッチ。なにも書いていないけど右側がピンクになっててブランド名が型押しされてる。これも別のモデルだとブランド名のスタンプがど真ん中に押されていたり微妙に違いがある。
バックポケットにステッチなどがあるわけではなくシンプルな後ろ姿。これはこれでかっこいい。ポケットの上の縫い目が重なるところの糸だけピンクになっている。タグとかパッチもそうだけどピンクが「Acne」のブランドカラーなのかも。
なんかもう穿くとかじゃなくてジーンズを集めることが目的と化してる気がする。「青の芸術」というブランドを名乗るだけあってワーク服というより、また違ったオーラを感じる。