【名品ハンター】GUNG-HO 4POCKET SHORTS CORDUROY 【USA製】
夏の魔物(物欲)に連れ去られ
目が痛くなるようなオレンジ。去年の夏に派手な色の短パン急に欲しくなって、オンラインセールで安かったのでフェス行く用に買ったけど、全然穿いてない。なぜならフェスに行ってないから。
色が明るいので写真撮りやすくてよかった。
「GUNG-HO」(ガンホー)は前にベイカーパンツでも紹介したワークパンツの老舗メーカー。長ズボンだけでなく短パンなども展開している。ボトムス作りに関しては大ベテランというか伝統のブランドなので安心して買えた。上着も作ってるみたいだけど、ワークパンツのが圧倒的に有名なところは、ディッキーズに似ている。
生地はコーデュロイ。冬用の生地だと思ってたけど、なぜか短パンに使われてるので、暑いんだか寒いんだか分からない。
調べてみると70年代のアメリカ西海岸のサーファーファッションとしてコーデュロイショーツが定番だったらしい。細畝のコーデュロイ生地は肌触りが柔らかいので、日焼けした肌のうえに着ても痛くないらしく、海から上がったサーファーがコーデュロイショーツを愛用したという。
なるほど。確かに言われてみると柔らかくてタオルっぽい感触なので海から上がったときに着るには丁度いいのかもしれない。丈もそこまで攻めてないので、個人的にはちょうどいい長さ。
短パンの丈どこまで許せるか問題は個々人の裁量に委ねられている。自分は膝がっつり出てても特に気にしないけど私立の小学生の制服みたいな半ズボンじゃなくて4分の1ズボンみたいなのは遠慮したい。
日本のこの蒸し暑さだと短パン穿かないで乗り切るのはかなりしんどいしね。
海に行く予定もないのに、70年代西海岸のサーファーの定番アイテムを購入してしまったようだ。せめて格好だけは海に行く感じを出していきたい。まだこの色の短パンを外で着る勇気がないので陸サーファーどころか家サーファー。
ネットサーフィンしてるからいっか。
MADE IN USAのタグ。オレンジにこのブランドタグの紫が浮いている気がする。コーデュロイショーツが「70年代西海岸サーファー」とか言われると、それとジャンル真逆の自分は着てていいのかという葛藤が生まれる。
上から布を付け足しただけって感じのポケットもベイカーパンツと同じ造り。シンプルだけど丈夫そう。
外側についているタグ。普通は外すらしい。まだ外に着て行ったことがないので付けっぱなし。はたしていつになることやら。