作るのが大変そうなやつ
「anoluck」というオンライン古着屋で買ったラルフローレンのパッチワークショーツ。
数種類のチェック生地がゴチャゴチャと組み合わさって出来ている。こういうパッチワークはラルフローレンの古着でよく見かける。ラルフローレンの定番の手法で、シャツやジャケットなどにも用いられることが多い。
作るのが大変そう。
服を作る手間を、ミシンにかけた箇所の数として考えると、これほど手間がかかる服もあるまい。どうやって作ってるんだろう。最初に大きなパッチワークの一枚布を作ってそれから作ってるんだろうか。
パッチワークされた不規則なチェック柄はなかなか派手で、ずっと見ていると目が疲れる。それでもショーツだと、シャツやジャケットよりは面積が小さいので、ぎりぎり許せるレベル。
古着で安かったので攻める気持ちで買った。
マドラスは、1950年代のアイビースタイルに欠かせない要素となりました。淘汰されたはずの生地がファッションの流行となり、ネクタイからズボン、シャツ、スポーツコート、ボクサーブリーフ、帽子のリボン、腕時計バンド、ベルト、ウォークショーツ、ディナージャケットやスポーツ用サポーターまで、ありとあらゆる夏のアイテムに使われていたのです。こうして大量に生み出されたスタイルは、後に少し大げさなものとして見なされ、1960年代から70年代にかけて起きたデニムブームが、長期にわたってマドラスの勢いを抑える形となりました。しかし、クラシックスタイルを好む人々はマドラスを胸に刻んでいたのです。
インディアマドラスが夏に歓迎されたのは、単糸で粗く織り上げた生地であるために通気性に優れていたからである。
また大胆なチェック柄は、1950年代後半から60年代前半のアイビーリーガーの遊び心を刺激した。彼らはマドラスチェックのボタンダウンシャツだけでなく、この生地をショーツやジャケットへ転用したモノにも飛びつき愛用した。さらにパッチワークのマドラスチェックは、クレイジーマドラスと呼ばれ、マニアにウケたのである。https://www.google.co.jp/amp/www.newyorker.co.jp/magazine/know/iconoftrad/9377/%3famp=1
アメリカのアイビーファッションでなぜインドのマドラスチェックが流行ったのか調べてみたら面白い記事がたくさんあった。
やっぱ夏はこういう柄物着たいね。
2016年以降のタグ。裏地のブルーが上品で良い。
32インチ。自分がいつも穿いているのは30インチなのでひとまわり大きい。スリランカ製。「マドラス」チェックというだけあってインドの近くで作られている。
前にボタン付きの小さなポケットがある。小銭とかを入れるためか。セレブがリゾート地を手ぶらで歩き回るのに活躍するのだ。